アイアムアヒーローにまつわるエトセトラ

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 There're counter ZQNs

  [考察一覧] >> 比呂美と紗衣

ZQNについて
「アイアムアヒーロー」に登場するZQNについて、
  1. 漫画内の描写に矛盾しないこと。
  2. 科学、特に生物学の知見と極力矛盾しないこと。
  3. なるべくシンプルな仮説であること。また仮説は最小限であること。
を前提に考察してみます。

私(管理人)は専門家ではありませんので、科学・生物学について誤りや理解不足等あると思います。御指摘・御意見等がありましたらtwitter/blogなどからご指摘願います。

本文は98話(2012年1月5日)時点での考察です。文中「現在」とありましたらこの時点を指すものと解釈してください。


[目次]

1. 死者か生者か
2. 発症過程 - 可逆と不可逆[NEW]
3. 思いと行動(準備中)
4. 発症の機序(準備中)
5. 各論(準備中)



1. 死者か生者か    [トップへ]
ゾンビ映画などに登場するゾンビの特徴として、
  • 「あまり複雑な動きはできず、動作は緩慢」
  • 「頭部や背骨を破壊されたり、燃やされると活動を停止する」
  • 「ゾンビに外傷を負わされることにより、負傷者がゾンビ化する」
などがあるそうです(ゾンビ - Wikipedia)。本作でも、「動作が緩慢」という(重大な)相違点を除けば、上記三点のゾンビものの特徴は忠実に踏襲しています。

では本作に登場するZQNは、狭義の意味のゾンビの定義、すなわち
  • 「ゾンビ(ゾンビー、Zombie)とは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。」(同上
  • Zombie (Haitian Creole: zonbi; North Mbundu: nzumbe) is a term used to denote an animated corpse brought back to life by mystical means, such as witchcraft(同英語版、Zombie - Wikipedia).
に該当するでしょうか?一度死んだ人間が、超自然的な力によって蘇リ人を襲うようになったのがZQNでしょうか?

本作中では、外見上はともかく、医学的に「ZQNが死んだ状態の人間である」という事実が示されたことは、98話の時点では一度もありません。呼吸の停止、心臓の停止、脳死等、通常医学的に「人の死」として認定された状態の人間がZQNとして活動した例は、これまでのところ一度もないということです。

「みーちゃんZQN」や「首吊りZQN」のように一見死んだあとにZQNとして復活したように見える例もありますが、これも実際に医学的に死んだという診断が下されたわけではありません。両者とも「死」の前にZQNに感染していることから、実際の死の前にZQN感染していれば、ZQNウイルスによって仮死状態のまま生命を維持できる、という解釈も可能です(5で詳述)。

逆に、ZQNが(医学的に)生きていることを示唆する描写はいくつか存在しています。

まず直接的な例としては、感染状態にある比呂美に対する看護師藪の見立てです。
  • 「…プルス(※1)が正常の半分しかないのに抹消欠陥でも脈が取れてる…」(※1:脈)
  • 「…呼吸はチェーン・ストークス(※2)っぽい…脳に疾患があるのか…?」(※2:一回換気量がしだいに増加し、次いで、しだいに一回換気量が減少する呼吸が繰り返される状態(チェーンストークス呼吸 - Wikipedia))
これは明白に、感染者である比呂美が生体として活動していることを示しています。

意識を無くし横たわった状態の比呂美でも脈、呼吸を維持しているわけです。活発に動いている状態のZQNであれば、心肺機能はさらに亢進しているでしょう。事実、ZQNを特徴づける皮膚上に浮き出した血管は、体内で通常より激しく血液循環が行われていることを示しています。

間接的には、マスコミや政府発表などで「死者が蘇る」ことについての報道は一切なされていないことです。46話における厚生労働省の発表でも「多臓器不全」などの症状には触れても、死者が生き返ってZQNになるなどとは言っていません。

この状況で報道管制するとは考えにくく、かりにしたとしても、一般のマスコミまで抑えきることはできないでしょう。

以上のことから、本作におけるZQNは、死んだ人間が復活したいわゆるゾンビではなく、生きている人間、おそらくはZQN症状を引き起こすウイルスに感染した生きた人間であるものと思われます。

[98話現在 2012/01/05]


2. 発症過程 - 可逆と不可逆[NEW]    [トップへ]

ZQNの発症過程において次のような症状が発現します。

  1. 肉体的症状
    1. 目の充血
    2. 瞳孔拡散
    3. 斜視
    4. 血管怒張
  2. 精神的症状
    1. 知性低下
    2. 言葉のもつれ
    3. 情動失禁
  3. 行動的症状
    1. 節食行動
    2. 攻撃行動
以下これらの症状が典型的に現れたタクシー編を例にとり解説します。


I. 初期症状

初期症状(頭痛)(タクシー客) 右は第3巻24話の最終ページです。

英雄の乗ったタクシーに強引に同乗してきたアベック客の男が頭痛を訴えています。助手席に乗り込んだ黒人兵も同じ症状のようです。

発症までにある程度(十数分から数十分程度)の時間のある場合、発症前に頭痛を自覚する「余裕」があるようです。

一日程度の遅効型の発症の場合は、さらに悪寒、関節痛などのインフルエンザ類似症状をともないます(1巻10話、てっこからのメール)。

初期症状(空腹)(カオリ) 一方、これらの症状がまったくでず、食欲が増進するケースもあります。

左は台湾編96話のカオリ。

カオリは前日夜に噛まれてから翌日昼食時に発症するまで、15時間前後を要しましたが、二日目は朝から相当の食欲を示していました。

比呂美も発症前夜に「スキヤキ食べたい」と言う場面がありましたが(5巻54話)、これは実際に「昨日から食べてないや」という状況でしたから、当てはまらないかもしれません。

Ⅱ. 発症

先ほどの男性客が最初にZQN症状を見せたのが3巻25話の5ページ目、次のコマです。

意識の乱れ(タクシー客男)

うっすらと両目が充血しています(i-a)。そして「マンガ家って」「やっぱりもうかるの」のセリフ。普通の社会人なら、初対面の相手にこんなことを聞いたりはしません。すでに理性の抑えが効かなくなり始めていることを示しています。(ii-a)。

なお、ここで男性の顔に発汗が描かれていますが、これがZQN症状の一部であるのかどうか、ちょっとよくわかりません。

他のZQNの場合、発症時に特別に発汗の見られないケースも多く、また、このアベック客はおそらくホームから走ってきてタクシーに飛び乗り、それほど時間が経過していません。普通に汗をかいているだけかもしれません。

同じ25話の次のページでさらに症状が進みます。ここで、「目の充血」(i-a)、「瞳孔の拡散」(i-b)「斜視(いわゆるロンパリ状態)」(i-c)、の眼球周りの症状3点セットが出揃います。

斜視と言葉の乱れ(タクシー客男)

そしてこのコマで始めて男性客のセリフが特徴的なZQN体フォントとなっています。本作が映像化されたとき、俳優・声優がこのZQN体のセリフをどう発声するか、大変興味深いところです。おそらく声が裏返ったり、不自然な抑揚を伴った発音になるでしょう。

そして次のページ、アベック女性との、微妙に成立しているような成立していないような会話の末、言葉が出てこなくなり、「へて?」「えて¿」と延々繰り返します(ⅱ-b)。

言葉の乱れ・感情失禁(タクシー客男)

このあたりの症状は、脳梗塞などにより、ろれつが回らなくなったり言葉が出てこなくなる症状と良く似ています。 (以下準備中)


感情失禁(アベック女)    感情失禁(黒人兵)
(ⅱ-c)。

Ⅲ.

Ⅳ.


3. 思いと行動    [トップへ]

(準備中)


4. 発症の機序    [トップへ]

(準備中)


5. 各論    [トップへ]

(準備中)


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